『くれなゐの花嫁』最終回の結末が気になる!
『くれなゐの花嫁』読んだ感想が知りたい!
『くれなゐの花嫁』ネタバレを知りたい!
本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。
「くれなゐの花嫁〜大正北國恋物語〜」は、家が火事になったことで人生が変わってしまった主人公・繭子が一生消えない傷を持ってしまうことから始まる物語です。
今回はそんな「くれなゐの花嫁〜大正北國恋物語〜」のネタバレと感想、最終回・結末の考察についてお伝えしていきます♪
Contents
『くれなゐの花嫁』作品情報

作品名 | くれなゐの花嫁〜大正北國恋物語〜 |
原作 | みちふむ |
漫画 | でじおとでじこレッド/倖/山元あやま |
出版社 | めちゃコミックオリジナル |
レーベル | 漫画職人スタジオ |
原作は人気小説サイト「エブリスタ」で連載している、「くれなゐの花嫁~大正浪漫、没落令嬢の恋は潮風に揺れて~」です。
こちらも一緒にお楽しみください!
あらすじ
両親に愛され育った繭子ですが、突然家が火事になってしまったことで人生が一変します。
両親は亡くなってしまい、顔に一生消えない傷を負ってしまったのです。
そして残ったのは多額の負債。
ですが弟のため、小樽の倉庫の運搬係という力仕事を必死にこなしていきます。
女だから、と馬鹿にされる中でも、懸命に働く繭子。
そんな中、奉公先の社長である静也に驚きの提案をされてしまったのです。
登場人物
富小路 繭子(とみのこうじ まゆこ)
呉服屋の娘。火事で両親を亡くす。
青山 静也(あおやま しずや)
繭子が務める青山物産の社長。
『くれなゐの花嫁』ネタバレ!
とんでもないことになってしまった繭子の運命はどうなるのでしょうか?
ここからは、「くれなゐの花嫁〜大正北國恋物語〜」のネタバレを含みますので、ご注意ください。
ネタバレ1話
時は大正、繭子は呉服屋の娘で、両親に愛されながら暮らしていました。
ある日、家が火事になり両親は亡くなってしまいます。
そのときに、繭子の顔には一生消えない傷ができてしまいました。
それによって婚約者にも捨てられた挙句、多額の借金を背負うことになってしまったのです。
弟の学校のため、借金を返すため、繭子は髪を切り、働きに出ることにしました。
ネタバレ2話
繭子は小樽の貿易港にある、青山物産という倉庫で働くことになりました。
力仕事を必死にこなす繭子。
周りからは女というだけで嫌われてしまっているようです。
ですが繭子は家族のために、気にせず頑張るのです。
そこで若い男性のナオトと少し話をすることができました。
ナオトも家族のために働いており、境遇が似ていたのです。
繭子は夜も掃除をしていました。
そんな中、青山物産の社長である静也が訪ねてきたのです。
ネタバレ3話
誰かいるかと訪ねてきた静也に、繭子は名前を名乗ります。
静也は終業後に掃除をしていることを褒めつつも、体を気遣うような言葉をかけたのでした。
翌日、繭子は謎の男性から、この伝票の荷物を返してほしい、と頼まれます。
繭子はすぐには対応せず、他の人に聞くことにしました。
ですがその間に、ナオトがその男性に荷物を返してしまったのです。
それが倉庫長から社長である静也の耳に入ります。
中身はどうやら宝石で、盗まれてしまったようなのでした。
倉庫長とナオト、そして繭子は静也に話をすることになります。
繭子は伝票を再度見せてもらい、おそらく荷物は盗まれていないと思うと述べたのです。
ネタバレ4話
繭子の発言に対し、倉庫長は怒ってしまいました。
ですが静也は続きを聞かせてくれと言ってきます。
繭子は伝票の文字などから、泥棒の犯行に見立て、弁償代をとろうという送り主の自作自演ではないかと推測しました。
静也はその意見を聞き、その線で警察に捜査してもらうようにと指示を出しました。
ナオトはクビにならず、繭子のおかげでなんとかその場は収まったのです。
静也はというと、身内から結婚をするように求められていました。
相手を青山のためになる、という条件で選ぶつもりなのです。
結局宝石泥棒の犯人は、繭子の推測通り送り主だということがわかります。
それを当てた繭子を、静也は面白がっているのでした。
ネタバレ5話
ある日、繭子とナオトは倉庫長から外国語を訳して配達員に渡すという難しい仕事をさせられてしまいます。
いわゆる無茶振りだったのですが、英語もできる繭子はまたそれも番号札を用いて作業効率を上げてしまうのです。
そのことは静也の耳にも入っていました。
そんな中、静也が倉庫を訪れます。
話をしていると、繭子のそばにある重たい荷物が倒れてきてしまったのです。
それを静也が助けてくれたのでした。
ネタバレ6話
静也と付き人の森田は、倉庫の番号札をじっくりと見ています。
考えられて作られた札に感心する2人。
ですが管理表が外国表記であることに違和感を感じます。
静也はそのまま倉庫長のところへ向かいました。
そこで初めて繭子は、静也が社長だということを知ります。
倉庫長とその周りの人間たちは3人で、仕事をサボって飲み会をしていました。
静也は倉庫長がいじめたり、サボったりしていることを問いただし、全員をクビにしてしまいました。
そして代わりの人間を4人探せと指示を出します。
なぜ3人辞めさせたのに4人なのかと森田が静也に尋ねると、1人は繭子の分だと言うのです。
ネタバレ7話
静也と2人で話すことになった繭子。
なぜ辞めなくてはいけないのかと困惑する繭子に対し、静也は女性が働くには危険だと言ってきます。
そして繭子は優秀なため他の仕事でも務まるだろうと言うのです。
ですが繭子はとにかく仕事をしなくてはいけない立場。
辞めさせられては困ると、静也に土下座をしてまで働かせてほしいと頼み込みます。
すると静也は、仕事として自分の妻になるのはどうかと言ってきたのです。
ネタバレ8話
繭子は静也の提案を受け入れ、青山の家を訪れていました。
静也は偽りの婚約者になってほしいという提案をしていたのです。
結婚をせかされるのも嫌だったのと、繭子が聡明な女性なためピッタリだったことで、今回の提案に至ったとのこと。
繭子は最初はこの提案を断ります。
対価に見合わないと感じたからです。
それを聞いた静也は、仕事では秘書という形ではどうかと提案してきました。
繭子はそれならと、承諾したのです。
突然現れた繭子という存在に、静也の母親も、従姉妹のムギも当然認めるわけがありません。
特にムギは自分が静也の妻になると思っていたため、繭子に憎悪の念を向けています。
ネタバレ9話
繭子が静也の家に住むようになる前に、契約内容について話がありました。
契約期間は1年で、秘書として働きながら青山の家で暮らすというもの。
契約書も交わしたのでした。
その中には一緒の布団で眠る、接触はしないというものもありました。
さっそく初日から、同じ布団で眠ることになった繭子は、緊張してしまいます。
それを気遣ってか、静也はまだ仕事をすると言って布団から出たのでした。
その行動を見た繭子は、静也のことを優しい人だと思うのです。
翌日、繭子は秘書として働き始めました。
『くれなゐの花嫁』最終回・結末は?
「くれなゐの花嫁〜大正北國恋物語〜」の結末は、繭子と静也がお互いを心から必要とし、本当に結婚すると思います!
最終回までのポイントは、こちらの3つです。
- ムギや静也の母親からの攻撃
- 繭子の魅力に惹かれていく静也
- 静也の真の優しさに気づく繭子
一つずつ、考察を踏まえて解説していきます。
ムギや静也の母親からの攻撃
静也の従姉妹であるムギや静也の母親から、繭子はとんでもない攻撃を受けると思います。
まず従姉妹であるムギですが、静也と結婚するのは自分だと言っていますね。
そう信じて疑わなかったでしょうから、突然現れた顔に傷のある繭子の存在を許すはずがないです。
家から追い出すために、手は選ばないと思いますね。
精神的に追い込み、逃げ出すように仕向けていくと思います。
また静也の母親ですが、静也のことや青山の家を考えて繭子のような借金の抱えた娘を絶対に認めないと思います。
様子を見つつも、青山の家にとっての損になるであろう懸念があれば、繭子を詰めていくと思います。
ですが繭子の聡明さや明るさを感じていき、青山にとっても静也にとってもプラスだと感じるようになるのではないでしょうか。
ムギはずっと繭子を敵対すると思いますが、静也の母親は次第に繭子の味方になっていくと思います。
繭子の魅力に惹かれていく静也
静也は繭子の明るい前向きな性格や、賢さにどんどん女性として惹かれていくと思います。
静也が繭子を選んだのは、頭がよく青山の家にとってもいいと思ったから。
また、そろそろ婚約者を形上でも置いておかないと、言われ続けて嫌だったからです。
なので女性としての興味は、最初はまったくないと予想ができますね。
ですが契約を結んだ時点で、繭子に対して「面白い」という人間的な興味はあるようです。
それが女性としての興味に繋がるのには、あまり時間は要しないと思いますね。
一緒に生活していく中で、繭子自身に惹かれていってしまうと思います。
それは契約違反につながるのかもしれませんが、静也はなんとかして1年後も一緒にいられるようにしていくでしょう。
静也の真の優しさに気づく繭子
繭子もまた、静也と暮らしていく中で真の優しさに気づいていくと思います。
繭子は青山の家で暮らすようになり、かなりのアウェー感を味わうでしょう。
それどころかムギや静也の母親のいじめとも取れる攻撃があると思います。
そんな中、静也は繭子を全力で守ってくれるはずです!
唯一の味方のような状態になると、余計に静也のことを必要とするようになるかもしれないですよね。
その環境の中で、繭子が静也の優しさに気づき、好きになってしまうのは必然のように思います。
『くれなゐの花嫁』を読んだ感想
「くれなゐの花嫁〜大正北國恋物語〜」は、繭子の強さ、まっすぐさに感心する作品だと思いました!
繭子は家が火事になり、両親が亡くなり、婚約者には捨てられ借金を背負い…ととんでもない災難に遭ってきました。
そんな環境なら、闇落ちしてもおかしくないと思います。
ですが繭子はポジティブに、家族を守ろうと一生懸命働きましたよね。
職場でも嫌がらせをされてしまいますが、持ち前の前向きな性格と、賢さで乗り越えてしまいます。
繭子の強さやまっすぐさに感心、感動してしまいますね!
なので読んでいて気持ちのいい作品だと思いました。
繭子の行動により、静也を始めとした青山家の人たちが変わっていくと思いますね。
性格がまっすぐなだけでなく、頭もいいというのがさらに繭子の魅力を際立たせています。
そんな繭子のそばにいる人たちが、繭子の魅力に惹かれないはずがないでしょうね。
読者も繭子の魅力に惹かれてしまう、素敵な物語です。
まとめ
これまで”『くれなゐの花嫁〜大正北國恋物語〜』ネタバレと感想!最終回・結末までご紹介!”のテーマでお伝えしてきました。
繭子と静也が性格的に合っている感じがしたので、今後の展開が楽しみですね!
それと同時に、ムギや静也の母親が繭子に何をしてくるのかも気になるところです。
繭子ならなんでも乗り越えてしまうのではと思ってしまいますね。
静也もそんな繭子の姿を見て、魅力にどんどん惹かれていってしまうでしょう。
先の展開が気になる方はぜひ「くれなゐの花嫁〜大正北國恋物語〜」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”『くれなゐの花嫁〜大正北國恋物語〜』ネタバレと感想!最終回・結末までご紹介!”と題してお届けしました。