『ふくしゅうさん』全話ネタバレを知りたい!
『ふくしゅうさん』最終回の結末が気になる!
『ふくしゅうさん』読んだ感想が知りたい!
本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。
ひどいいじめを受け、唯一の姉までも失った主人公正が、祠のふくしゅうさんに復讐を願うことから始まるストーリーです。
今回はそんな「ふくしゅうさん」の全話ネタバレや最終回・結末の考察を紹介していきます♪
Contents
『ふくしゅうさん』全話ネタバレ!
佐藤 正(さとう ただし)
両親はすでに亡くなっていて、姉と2人で暮らしている16歳。優しい性格。
佐藤 遥(さとう はるか)
正の姉。死んだ両親に代わって正の学費を稼いでいる。20歳。
伊野田(いのだ)
正のクラスメイトで、いじめグループの1人。親が政治家。
藤守(ふじもり)
正のクラスメイトで、いじめグループの1人。親が警察署長。
児山(こやま)
正のクラスメイトで、いじめグループの1人。親が大企業の社長。
正が命をかける復讐とはどのようなものになっていくのでしょうか。
ここからは、「ふくしゅうさん」のネタバレを含みますのでご注意ください。
ネタバレ1話
正は学校で、伊野田・藤守・児山の3人にいじめられています。
3人の親が権力者だからか、先生も見て見ぬ振りです。
それでも頑張って学校に通うのには、理由がありました。
正の両親はすでに他界。
借金を苦に自ら命を経ってしまったのです。
その代わりに学費を稼いでくれたのは姉の遥。
いじめられているなんて、到底言えないのです。
正は自分にしてくれた分、遥を幸せにしなくてはと思っているのでした。
ですがある日、遥がホームレスに殺されるという事件が起きてしまいます。
レイプされ、惨殺されてしまった遥。
憔悴しきっている正を、伊野田たちは気遣う様子を見せました。
車で送ると言われ乗り込むと、遥がレイプされたときの音声を流してきたのです。
正は激昂しますが、目的地に着いたと言われ車から降ろされます。
そこには祠がありました。
この街の伝説、神様と友達になれば願いが叶う代わりに死ぬという言い伝えがある祠です。
人の不幸を願いたくはないと常日頃から思っていた正ですが、祠に願ってしまうのです。
祠のふくしゅうさんに、この3人を殺して欲しいと。
それを面白おかしく動画に収めている伊野田たち。
そして祠を燃やしてしまったのです。
そこに残された正は、改めて自分の命はいらないから力を貸して欲しいと叫びました。
するとふくしゅうさんと名乗る男が現れたのです。
ネタバレ2話
ふくしゅうさんは、友達とやりたい100の事というノートを見せてきました。
そこにはあだ名で呼ぶ、プリクラを撮るなど些細なものがたくさん書かれていたのです。
さっそくあだ名で呼んでくるふくしゅうさん。
そして誰に復讐したいのか聞いてきます。
もう後戻りできないと言われた正ですが、もちろんだと返しました。
まずは児山から狙うことになります。
児山はアイドルのユリモのオタクです。
プレゼントもしており、かなりハマっているのでした。
他の人に勝つために、父親に金をせびりますが、使いすぎだとあまりもらえません。
とにかく金が欲しい児山は、正から金を奪ることにしました。
それも遥が死んだときの保険金を頼りにしたのです。
そんなものはない、あっても渡さないと力強く反抗する正を暴行する児山。
そこへふくしゅうさんがやってきました。
ネタバレ3話
ふくしゅうさんは、正と仲良さそうに振る舞い始めました。
身につけている高級時計などを見て、明らかに一般人じゃないと慄く児山。
ふくしゅうさんはフクザワと名乗りました。
そして児山に、ある物を自分の代わりに回収するだけの稼げるバイトをしないか、と持ちかけました。
報酬はなんと1回10万です。
正はいつもやっているという設定です。
児山は正と一緒にならやると返事をしました。
そして待ち合わせ時間。
児山は指定の場所で待っていますが、誰もきません。
近くにあったさくら荘というボロボロのアパートから音がしたため、覗いてみる児山。
その部屋にあったカバンに、大金が入っているのを見つけてしまいます。
一方その頃、正とふくしゅうさんは別の場所にいました。
ふくしゅうさんに連れて行かれた場所は、ファンシーな部屋。
そこでふくしゅう鑑賞会をしようというのです。
テレビに映し出されたのは、金を奪ろうとしている児山と、後ろに忍び寄る影なのでした。
『ふくしゅうさん』最終回・結末は?
「ふくしゅうさん」の結末は、伊野田・藤守・児山に復讐を終えますが、正は死にはしないと思います。
結末までのポイントは、こちらの3つです。
- 伊野田・藤守・児山への復讐
- ふくしゅうさんの正体
- 正が死ななかった理由
1つずつ、感想を踏まえながら考察していきます。
伊野田・藤守・児山への復讐
いじめ加害者たちへの復讐は、しっかり終わると思います。
3人は弱みをつかれ、命をとられるまではないもののもう再起不能な状態まで追い込まれるのではないでしょうか。
例えば児山。
児山はおそらく、ヤクザに瀕死状態にさせられてしまうと思います。
死にはしないものの、もう影も形もわからないほどにボコボコにされてしまうと予想します。
大企業の社長である父親に復讐してもらおうと考えるかもしれませんが、もしかしたらそのヤクザと児山の父親が繋がっていることが判明、なんてこともあるかもしれません。
藤守は警察署長だということなので、そこが逆に弱みになるでしょう。
伊野田はリーダー格だと思われますので、かなりの復讐が待っているとも思います。
社会的制裁の方が可能性は高いのでは?と思いますね。
精神的にもう立ち直れないようになると思います。
伊野田・藤守・児山はまともではいられないような復讐が待っているでしょう。
ふくしゅうさんの正体
ふくしゅうさんの正体は、自身もいじめ被害にあったことがある人間なんだと思います。
ずいぶん友達にこだわるあたり、友人がいなかったのでしょう。
あだ名で呼びたい、プリクラを撮りたい。
些細なことを友達とやりたいといい、リストまで作っていることからそう推測できます。
祠の近くに住んでおり、本当に友達になる、という人間を待っていたのではないでしょうか。
そうして現れたのが正だったということなのですね…。
正が死ななかった理由
ふくしゅうさんと友達になり、願いを叶えてもらったのに正が死ななかったのは、友達の命を助けるというのもやりたいことだからだと思います。
ふくしゅうさんが友達とやりたいことリストをまとめていましたが、その中に命を助ける、というものがありました。
ふくしゅうさんはずっと、命を捨ててでも自分と友達になりたいという人を待っていたのでしょう。
それが正のように優しい人間だったことが、さらに良かった点ですね。
ふくしゅうさんは正と友達になったことで、彼の命を守ることもやりたいことになったのです。
きっと友達になったら死ぬというのは、生半可な気持ちで復讐を求めてくる人間を排除するためなのではないでしょうか。
ふくしゅうさんは友達の正の命を守ることもやりたいことの一つなため、正は死ななかったのだと思います。
『ふくしゅうさん』読んだ感想
「ふくしゅうさん」を読んだ感想は、いじめが壮絶すぎるというものです。
正へのいじめは、もはやいじめと言ってしまっては少し軽い印象を与えるものですね。
レイプし、殺人まで犯しているのです。
それでも表沙汰にならないのは、彼らの親が影響しているのかもしれないですね…。
本当に最低過ぎて、見るに耐えないぐらいでした。
正が復讐したくなるのは当然ですし、死んで欲しいと思ってもしょうがない展開です。
伊野田・藤守・児山の復讐が描かれていくと思いますが、とんでもない表情を見られるのではないかと思いますね。
それが楽しみですし、この作品の見どころです!
いじめが壮絶すぎるせいで、ふくしゅうさんが行う伊野田たちへの復讐がどうなるかが楽しみになってしまうのですよね。
もちろん復讐なんて思ってはいけないことなのでしょうが、そうも言ってられないほどのいじめですから…。
正は根っからの善人ですが、ここからそれがどう壊れていくのかも気になるところです。
『ふくしゅうさん』作品情報
| 作品名 | ふくしゅうさん |
| 作画作家 | ナタでココ |
| 原作・ネーム作家 | 三蒼核 |
| 出版社 | シーモアコミックス(トレモア) |
| 雑誌 | トレモア・スプラッシュ/トレモアcollection |
あらすじ
街の伝説、「ふくしゅうさん」の祠。
友達になるとどんな願いも叶えてくれるが、死ぬという噂があるのです。
その街に住む正は、壮絶ないじめにあっていました。
自分がいじめられるだけでなく、唯一の家族であった姉の遥までもいじめていた同級生達のせいで失ってしまいます。
その同級生達に強要される形で、祠に友達になって欲しいと祈りますが、何も起きません。
正は1人になったあと、再度本気で祠に向かって叫びます。
するとそばから、ふくしゅうさんと名乗る男が現れたのです。
まとめ
これまで”『ふくしゅうさん』全話ネタバレと感想!最終回・結末も考察!”のテーマでお伝えしてきました。
まずはいじめが壮絶すぎて、つらすぎました。
正がいじめられる理由がまったくわからないので、最初は本当に見るのも辛いですね。
ふくしゅうさんが何者なのか、伊野田たちへの復讐がどうなるのか、気になることが多すぎます!
先が気になる方はぜひ「ふくしゅうさん」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”『ふくしゅうさん』全話ネタバレと感想!最終回・結末も考察!”と題してお届けしました。

