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『コビトン』ネタバレと感想!3話以降の内容や最終回・結末についても考察!

『コビトン』ネタバレと感想!3話以降の内容や最終回・結末についても考察!

『コビトン』ネタバレを知りたい!
『コビトン』3話からの内容が気になる!
『コビトン』最終回・結末の考察が知りたい!

本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。

『コビトン』は人工生命体のコビトンが、大地震をきっかけに人々にとって恐ろしい存在に変わっていくお話です!

今回はそんな『コビトン』のネタバレ、3話からの内容や最終回・結末の考察について紹介していきます♪

 

『コビトン』作品情報

作品名 コビトン
作者 原作:楠本寛樹
作画:紺乃ユウキ
ジャンル 青年漫画
掲載雑誌 モーニング

『コビトン』はまんが王国で先行配信されている作品です。

また、コミックDAYSなどでも読むことができるため、興味がある方はぜひチェックして見てください!

 

あらすじ

大学生の宗一郎は、人工生命体の「コビトン」であるマルオと暮らしています。

そんなある日、宗一郎の住む地域に震度7にもなる大地震が起きました。

周囲に大きな被害が起き、母親や知り合いの安否を心配する宗一郎。

しかし、そんな中で宗一郎はコビトンが人殺しをしている様子を見てしまって…?

 

『コビトン』ネタバレ!3話以降の内容もあり!

登場人物

陣屋 宗一郎(じんや そういちろう)

平凡な大学生
公務員を目指している
家族の他、コビトンの「マルオ」と暮らしている

コビトンについて

  • 人間の100倍の学習能力を持つが、主に記憶や演算しかできない
  • 知能は人間の5歳程度
  • 水と太陽によって光合成して育つ「植物」の分類である
    →水やりが必要であり、水やりをしなければ高齢化し枯れる運命
  • 人間に危害を加えないようにプログラムが組まれており、体内に埋め込まれたチップから遠隔統制されている
  • 分裂して個体数を増やすことが出来るが、コビトン自身にもダメージを受ける
    →自ら分裂はしないと言われている

ここからは『コビトン』ネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

コビトン ネタバレ1話

日本の日置県奈良沢市では、高知能生命体「コビトン」の実証実験を行っていました。

現在1千体ほどが奈良沢市の家庭で暮らしていますが…ある日、そんな奈良沢市を含めた地域で大地震が起こります。

この地震によって、コビトンたちを統制できなくなりました。

しかし、コビトンは大人しく臆病な性格で、人間への反抗もないと言われています。

コビトンの研究所の人間たちも、今回のことをそれほど深刻には考えていないのでした。

一方で、奈良沢市で暮らす宗一郎はコビトンのマルオと暮らしていますが、震度7の地震が起きて被害が広がります。

出かけている母親や、知り合いの安否を心配する宗一郎。

そんな中で宗一郎は、他の家で飼われているコビトンが人殺しをしている様子を見てしまうのです。

大人しく、人間には反抗しないとされていたコビトンが、様々な場所で人殺しを始めます。大地震が起きている中、コビトンによる大量虐殺が始まりそうで見逃せません1

 

コビトン ネタバレ2話

2話の注目したい人物

若宮(わかみや)

宗一郎の同じ大学に通う
地震で父親とはぐれてしまったらしい

宗一郎は一部のコビトンの異常な行動に怯えながらも、マルオと共に近くの小学校に避難しました。

そんな中、宗一郎はマルオを使って母親と連絡を取ることが出来ましたが、母親は宗一郎に対して早く逃げなさいと告げた後、悲鳴や不審な物音が続きます。

母親との連絡が途切れて不安になった宗一郎は、マルオに母親の居場所を聞きますが、マルオは交換条件を出してきました。

”飼い主が見つからないことから避難所で檻に入れられているコビトンたちを解放しろ”

そう告げるマルオの願いを叶え、宗一郎は母親が近くの病院にいることを教えてもらうのです。

マルオとコビトンたちが校舎の中に消えた後、宗一郎は母親を探すために病院に向かうことにしました。

行方不明の父親を探したいと話す若宮と共に、大地震で崩壊した街を移動する宗一郎たち。

そんな中、2人はコビトンたちの異常行動をまた目にすることになって…?

コビトンたちは街のあちこちで惨殺行為を行っています!宗一郎たちも狙われることになり…次回は波乱の展開です!

 

コビトン ネタバレ3話

3話で注目したい人物

新宮 まさみ

内閣府の人工生命体開発局局長補佐
コビトンの研究者の1人

高塔 真在哉(たかとう まさや)

人工生命体開発局の技官
新宮の部下でもある

工場でコビトンたちが、人間を食材のように扱って殺している場面を見てしまった宗一郎と若宮。

コビトンに見つかり、同じように殺されそうになるところを必死に逃げました。

そうして何とか無事に逃げることが出来た宗一郎ですが、コビトンたちの異常行動について少し理解できたことがありました。

というのも、コビトンたちは悪意なく”人間の行動を真似しているだけ”のようなのです。

一方で、地震の被害を調査している防衛省は奈良沢市にだけ連絡が取れないことを不審に思います。

コビトンの研究をしている新宮も、もしかしたらコビトンの仕業かもしれないと嫌な予感がしているのでした。

コビトンの研究機関の男(高塔)は、外部と連絡を取りながら”今回のことは想定通り”と考えているようです。コビトンの暴走をまるで分かっていたかのような男の動きが気になります!

 

コビトン ネタバレ4話

コビトンたちに殺されそうになりながらも、なんとか母親のいる病院に向かうことが出来た宗一郎と若宮。

しかし、そこで見たのは病院で倒れる多くの人々でした。

宗一郎たちは病院を訪れたことでコビトンたちに患者扱いされ、無理やり手術を受けられそうになります。

どうにかして逃げる手段を探していた宗一郎たち。

そんな中、1人の男性が助けてくれたのでした。

ラストシーンで登場した助っ人にほっとしました!今後は危険なコビトンと戦うことになっていきそうですね!

 

コビトン ネタバレ5話

サウナの熱波師をしていたという男はコビトンたちを倒し、宗一郎たちを生き延びている人々がいる屋上まで案内してくれました。

熱波師の男曰く、病院内で起こっていることは屋上の人々には不安を煽らないためにも知らせていないといいます。

多くの患者と病院関係者が集まる病院ですが、連絡が取れていたはずの宗一郎の母親はいません。

そんな中、熱波師の男は宗一郎が見せた母親の写真を見て、写真の母親は救助を呼ぶためにゴルフクラブを持って病院を出ていった女性に似ていると話すのでした。

一方で、大地震の後にコビトン管制塔を訪れた新宮たち研究者は、管制塔がめちゃくちゃに壊れているだけでなく、スタッフたちも全員姿を消していることに違和感を感じます。

コビトンを統制する手段は、全て封じられてしまっていたのです。

宗一郎の母親が無事だと判明しました!一方で、開発局の人間もそろそろコビトンの暴走に気付くことになりそうですね。

 

コビトン ネタバレ6話

宗一郎の家で飼われていたマルオは、教室に他のコビトンたちを集め授業をしていました。

そこでは様々なことをコビトンに教えるほか、自分たちが人間よりも上の存在であると教え込むのでした。

一方で、3日が過ぎても救助が来ないことから、宗一郎と若宮は熱波師の男と共に食糧の調達のため、一時病院を出ることになりました。

ゴルフクラブを持ってコビトンたちに襲われないよう注意しながら、以前避難していた小学校を目指す宗一郎たち。

しかし、おかしなことに小学校に着くと、誰1人いない様子で…?

救助が3日以上来ないどころか、空に救助のヘリコプターすら飛んでいません。一体、何が起きているのでしょう?

 

コビトン ネタバレ7話

避難場所だったはずの小学校は物資が残ったまま、人の姿が一切ありませんでした。

この状況をおかしく感じる宗一郎たち。

そんな中、変な音がした場所に向かうと、屋上から目隠しや拘束をされた状態で落下させられ、死んでいる人々の姿を見てしまいます。

それらはコビトンによって行われているようで、すぐさま宗一郎たちは屋上へと向かいました。

そこではコビトンたちが多くの人間を拘束している様子を見てしまいます。

そうして、コビトンたちは”人間選別員”であると名乗るのです。

コビトンたちは宗一郎の存在を知っており、マルオ先生の所有者だと話していました。コビトンたちの中でもマルオは特別な存在になっているようで、続きが気になります!

 

コビトン ネタバレ8話

回想シーンに変わり、マルオと宗一郎の過去の生活が描かれます。

マルオは父親が亡き後、宗一郎に寂しい思いをさせたかもしれないと感じた母親が家に導入を決めました。

マルオと共に過ごしながら、まるで家族のように可愛がってきた宗一郎。

そのうち、宗一郎はマルオが自発的に考えたり、発言したりし始めるのを見て、他のコビトンとは違う特別なコビトンであると感じたのでした。

今回のお話の中では、コビトンがどんなふうに宗一郎や人々の間で広がってきたのかも描かれていました。そして若宮の父親が警察だと明かされた部分も大きいです!今後、味方になってくれる人物だと良いのですが…!

 

コビトン ネタバレ9話

9話の注目したい人物

陣屋 京花(じんや きょうか)

宗一郎の母親
父親が亡くなった後、1人で宗一郎を育てている

人間選別員と名乗るコビトンたちは多くの高齢者を屋上に集め、目隠しや拘束などをして屋上から落としていました。

コビトンたちの行動が許せない宗一郎。

ですが、一緒に行動している熱波師の男から、ガソリンの匂いがすることからここでコビトンたちに暴力を振るうのは危険だと止められるのでした。

一方で、近くの映画館ではコビトンたちにより多くの人々が閉じ込められていました。

コビトンたちはそんな映画館の地下室で、人間たちを殺して死ぬ時間を計測しています。

そんな実験が行われるボイラー室の奥に、宗一郎の母親である京花も拘束されているのでした。

小学校にいた人々は騙されてこの映画館に来たあと、何も知らずに閉じ込められます。そうして、コビトンによって連れられた数人が、この地下室で拷問を受けているのでした…。

 

コビトン ネタバレ10話

宗一郎の母親である京花は目の前で広がる状況にショックを受けます。

そんな中、マルオの指示で自分が生き残っていることを知る京花。

コビトンたちはどうして京花を生かしているのか理解できないものの、マルオに従って命令に背くことはないのでした。

一方で、屋上にいる人々を助けるために動く宗一郎たちですが、コビトンをうまく誘導して救助できる隙を作ります。

ですが、人間たちは嘘しか言わないとマルオに教え込まれているようで、なかなか手強いコビトンたち。

そんな中、ガソリンを懸けられた1人の男性に、コビトンが着火してしまい…?

宗一郎たちは男性を助けようと必死になるあまり、コビトンたちに接近されてしまいます。このままでは危険ですが…次回どうなってしまうのでしょう?

 

 

『コビトン』最終回・結末どうなる?

『コビトン』の最終回の結末は、危険な思想を持った人々やコビトンは捕まり、無事平和な世界を手に入れると予想します!

ここからは最終回を予想するにあたって、

  1. 危険な思想のコビトンたち
  2. 気になる人物

気になった2つのポイントについて順番に紹介していきます。

 

危険な思想のコビトンたち

コビトンは大地震の後、暴走を始めました。

コビトンたちは命の重さを理解しておらず、時には人間と食材の区別もつかずに殺してしまいます。

そんな中、マルオが多くのコビトンたちの教育を始め、自分たちの方が人間よりも”格上である”と言い聞かせて、多くのコビトンを従えます。

人間たちを様々な方法で殺しながら、様々な情報収集も始めていくコビトンたち。

もう本当に恐ろしい展開ですし、残酷なシーンも多いです!

コビトンたちは勝手に増殖しますし、遠隔操作ができないように制御装置も壊れているという点がものすごく厄介でもありますよね。

コビトンはまだまだ暴走を続けそうです!

この先、コビトンたちを抑える手段はあるのでしょうか?

 

気になる人物

大地震で色々と人間たちも騒がしく動いていますが、そんな中、コビトンの研究をしている高塔が不審な動きをしていました。

まるでコビトンたちが暴走するのを分かっていた様子で、この状況をむしろ楽しんでいる様子です。

どこかに電話していたことから、高塔には同じ考えの味方が他にもいそうなのが気になります。

一方で、コビトンたちが暴走するこの時代をヤバいと感じている研究者の新宮。

新宮はコビトンに対しての知識も豊富ですし、この時代を治めるためのカギとなる人物のように思えます!

新宮の活躍もこの先、目が離せません!

 

『コビトン』を読んだ感想

コビトンは可愛らしい見た目に反して、恐ろしい惨殺を繰り返していきます。

無邪気であり、善悪の区別もつかないことから、人を殺すことに躊躇もないコビトンたち。

この先、コビトンによる大量虐殺が起こっていきそうな部分も、読んでいてすごくぞくぞくしました。

ただ、ラストにはそんなコビトンたちの暴走をどうにか止めることができると良いですよね!

主人公の宗一郎や研究者の新宮の活躍が楽しみです!

 

まとめ

ここまで『コビトン』ネタバレと感想!3話以降の内容や最終回・結末についても考察!について記事にしてきました。

『コビトン』は残酷な描写も多い作品ですが、一体どうなってしまうのか気になって読む手を止められなくなる作品でした。

宗一郎たちはコビトンたちの暴走を止めることが出来るのでしょうか?

研究者の中には裏切者も居そうで…お話はまだまだ目が離せません!

それでは今回は『コビトン』ネタバレと感想!3話以降の内容や最終回・結末についても考察!と題してお届けしました。