『さるまね』全巻ネタバレを知りたい!
『さるまね』最終回の結末が気になる!
『さるまね』読んだ感想が知りたい!
本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。
『さるまね』は、恐ろしい猿によって振り回される人々を描いた作品です。
今回はそんな『さるまね』の全巻ネタバレや最終回・結末について紹介していきます♪
Contents
『さるまね』全話ネタバレ!
登場人物
可畏(かい)
村に住む心優しい青年
とある恐ろしいバケモノと出会う
水分(みくまり)
可畏の妻
現在妊娠中
宇陀(うだ)
可畏の息子だが、いつも弱気な可畏を嫌う
自分こそが村を率いる次期頭領になりたいと考えている
多聞(たもん)
可畏の父親で元頭領
猟銃の腕に優れている
???
可畏の元に逃げ込んできた男
とある奴らを恐れている
ここからは『さるまね』ネタバレを含みますので、ご注意ください。
さるまね ネタバレ1巻
天保3年の日本のとある村でのこと、気弱な青年の可畏は、村の男たちの足を引っ張りながらも狩りをして過ごしていました。
その日の夜のこと、可畏の家に山を越えた村に住んでいるという見知らぬ男がやってきました。
何かに怯えた様子で、目を合わせない男のことが気になる可畏。
そんな夜、村には猿が現れました。
猿について
- じっと人の動きを見て驚くべき速さで学び、真似をする
→石を投げてくる人間を見て学んで、人間に石を投げ返す
→セックスしている村人を見て、村の女性を同じように犯そうとする
→獣の解剖方法を見て学び、村人も解剖した - 村には何匹もの猿が集まっており、どんどんと人間の動きを吸収していく
村で騒ぎが起きる中、可畏の家に逃げ込んできた男は、自分の村もこの猿たちによって壊滅させられたと話をしました。
可畏はすぐさま、武器を使って猿を追い返そうとした人々を止め、村の人々に危険を知らせていきいました。
しかし、可畏の息子である宇陀が猟銃を持って、猿たちと戦おうとしてしまい…?
さるまね ネタバレ2巻
2巻の注目したい人物
喜助(きすけ)
村に住む青年
仲の良かった吾平を殺されたことで暴走する
可畏の息子である宇陀が猟銃の使ってしまったせいで、猿たちが猟銃の使い方を覚えてしまいました。
猟銃を奪った猿によって村人が殺され、村は一気にパニックになっていきます。
その後に起きたこと
- 喜助は仲の良かった吾平を殺されたショックで猿たちを酷く恨んだ
- 猿たちが可畏の家に集まっている(妻の水分を犯そうとしていた)のを見て、猿ごと2人を閉じ込めて火を放った
→多くの猿は崩れ落ちた小屋で死んだ
→可畏と水分は助けに来た息子の宇陀によって、なんとか逃げれた
結果的に喜助の方が村を追い出されることになりましたが、可畏たち一家への恨みは残ったままなのでした。
一方で、獣に関しての観察眼が鋭い可畏は村で見た猿の数を20匹だと覚えており、現在は残り5匹が行方不明になっていることに危機感を感じます。
中には解体を覚えている猿もいて、このままではまた村の人々が襲われると感じた可畏は村の人々と残り5匹の猿を追いました。
しかし、猿たちは覚えたことを仲間の間で伝播する力も持っているようで、手に負えなくなっていき…?
さるまね ネタバレ3巻
3巻で注目したい人物
バラタ
村の頭領
村をまとめるために横暴な一面もある
重吉
バラタに不信感を持っていた村の男
バラタを懲らしめようと…?
可畏たちは猿を残り1匹まで追い詰めましたが、可畏は残った猿によって噛みつかれ、重傷を負います。
その後起こったこと
- 残った1匹の猿は朝になると途端に山に逃げて行った
→その時、山の傍には恐ろしい数の猿がいたことが分かった
→村にやってきた20匹の猿だけではなく、他にも猿はいたらしい - 生け捕りにした3匹の猿がいたが、朝になると普通の猿に戻っていた
そんな中、村では生け捕りにした猿のうち2匹を”何者かが逃がした”ことで余計に不信感が広がりました。
実は重吉という男が村の責任者であるバラタを懲らしめようと考えて計画したことですが、逃がした猿は喜助に奪われ、結果的に自分が殺されます。
村では人間不信になった人々により様々な問題が巻き起こり、また猿たちがやってくる夜がやってきました。
猿たちは数を増やしてやってきて…?
さるまね ネタバレ4巻
村では数を増やした猿が武器を持ってやってきたことで、緊張状態が続きます。
しかし、猿に関しては物音に敏感なことや刺激物を避けることも分かって、村人たちは猿にやられるだけではなくなっていました。
そんな中、喜助とイザナミが動きだして、水分が襲われそうになりました。
水分はそのまま破水をして、今にも子供が生まれそうな危機的状況を迎えましたが、村人たちは人を気遣う余裕もなくなっており、誰も手を貸してはくれなくて…?
さるまね ネタバレ5巻
村のためにも生まれる子供を見捨てることはできないと、水分は村人たちが集まる屋敷へと無事保護されることになりました。
しかし、猿たちもまた村人たちが集まる場所に目掛けてやってきます。
可畏は重傷を負っていましたが、水分が無事子供を産むためにも決死の覚悟で猿と戦います。
そんな可畏の決意を見て、何人かの村の男たちも協力してくれ…無事2晩目も乗り切ることが出来たのでした。
さるまね ネタバレ6巻
6巻で注目したい人物
ハナ
バラタの娘
1匹の子ザルを助ける
可畏は猿たちはより大きい物音に集まる習性があることから、音が鳴る仕掛けを作ってその隙に村人たちと村を離れる決断をしました。
そんな中、ハナが1匹の子ザルを助けて、大人たちが反対することから子ザルと共に山に逃げてしまいました。
このままでは山から猿が降りてくる夜が来て、ハナにも危険が迫ります。
一方で村人たちは可畏の考えた作戦を決行し、猿たちをおびき寄せているうちに村を逃げることを決めました。
しかし、ハナの無事が確かめられないハナの母親だけは、村に残ると言い出して…?
さるまね ネタバレ7巻
7巻で注目したい人物
カヨ
ハナの母親
ハナが戻ってくることを信じて村に残った
四郎(しろう)
村の青年の1人
自分が生き残ることを一番に考える
カヨを助ける為に村に戻ることになった四郎ですが、1人のために自分がわざわざ犠牲になりたくないと考えていました。
村には現在カヨとカヨを助けたくてやってきた宇陀がいましたが、四郎の身勝手さによって振り回されていきます。
一方で、怪我をしているバラタと可畏が遅れて村へと到着しました。
猿たちは火おこしを覚えており、カヨと宇陀、四郎を追い詰めています。
そんな状況で、最終的にはバラタが犠牲になる形で4人を助け、可畏たちは後ろ髪を引かれながらもなんとか逃げ出すことに成功するのでした。
『さるまね』最終回・結末は?
『さるまね』の最終回の結末は、猿たちの謎を解くことが出来、平和に暮らすことが出来ると予想します!
- 人を襲う猿たち
- この先どうなる?
ここからは最終回を予想するにあたって、気になった2つのポイントについて順番に紹介していきます。
人を襲う猿たち
突如人前に現れた人を襲う猿ですが、驚くべき程の学習能力を持っています。
それでいて恐ろしい数の猿たちが居り、一気に人間たちを襲おうと夜になると山から下りてくる部分が恐ろしい部分です。
ただ、猿たちは朝になると普通の猿に戻っていますし、何か謎が隠されていそうな気がしますよね。
猿たちに隠された謎が明かされるのも楽しみな部分です!
この先どうなる?
お話の主人公として登場する可畏は弱気で、頼りないように思えますが…実際には物凄く観察眼に優れ、獣たちの動きを見極めたり、獣の正体を見抜く能力に優れていました。
可畏の力があって危機を乗り切ってきた場面も多いですし、今後も生き残って活躍してほしい人物ですよね。
ただし、恐ろしいのは猿だけではなく、村人たちが憎み合ったり、殺し合ったりするために、トラブルがどんどんと巻き起こるのも見逃せない部分です。
村を逃げても猿たちは追いかけてきますし、また新たな争いが増えていきそうですよね。
『さるまね』読んだ感想
人間を真似る猿たちも恐ろしい作品ですが、人間同士の争いもそれ以上に恐ろしい作品となっていました。
自分だけが助かりたい、助かるためには邪魔な人間を排除したいなんて考える村人たちもいて、人間の醜い本性も見え隠れする作品となっています。
事件ばかりが巻き起こる作品となっていますので、ハラハラと楽しみたい方におすすめです!
『さるまね』作品情報
| 作品名 | さるまね |
|---|---|
| 作者 | 吉田薫 |
| ジャンル | 青年マンガ |
| 雑誌・レーベル | ゼノンコミックス |
『さるまね』は、サイト「ゼノン編集部」で試し読みすることが出来ます。
気になる方はぜひチェックして見てください!
あらすじ
平和に暮らしていた村に、ある夜、猿が現れます。
そんな猿は人間の行動を真似し、村人たちに襲いかかりました。
猿たちの学習能力は高く、村人たちは悩まされることになって…?
まとめ
ここまで『さるまね』全巻ネタバレと感想!最終回・結末も考察!について記事にしてきました。
『さるまね』は猿たちが本当に怖く思える作品であり、この先どんな結末を迎えることになるのかハラハラしながら読み進めたくなるパニックホラー作品でした。
今回のネタバレ記事では書ききれていない内容も多いので、興味がある方はぜひ本編の方もチェックしてみてください!
それでは今回は『さるまね』全巻ネタバレと感想!最終回・結末も考察!と題してお届けしました。



