『カモのネギには毒がある』全巻ネタバレを知りたい!
『カモのネギには毒がある』最終回の結末が気になる!
『カモのネギには毒がある』読んだ感想が知りたい!
本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。
『カモのネギには毒がある』は、経済学者である加茂の活躍を描いた作品です。
今回はそんな『カモのネギには毒がある』の全巻ネタバレや最終回・結末について紹介していきます♪
Contents
『カモのネギには毒がある』の全巻ネタバレ!
登場人物
加茂 洋平(かも ようへい)
大学の経済学教授だが、自他共に認める変人
自分の名前をもじったカモリズムという考えで有名
名取 美咲(なとり みさき)
加茂が教授を務める大学の大学生
実家は旅館を経営しており、自分が力になりたいと感じている
高瀬 泉水(たかせ いずみ)
加茂のゼミで助手的立ち回りをする大学院生
加茂の変人を理解したうえで様々な働きをする有能助手
鵡川 潔(むかわ きよし)
加茂の大学の学長であり、社会学部の教授もしている
加茂を大学に呼び、好き勝手しているのも許している人物
ここからは『カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義』ネタバレを含みますので、ご注意ください。
カモのネギには毒がある ネタバレ1巻
経済学の大学講師を務める加茂教授と言えば、世界的にも評価されている「カモリズム」という考え方を持った天才であり、生徒も一度は授業を受けてみたい教授でした。
しかし、加茂は自他ともに認める変人であり、普通の授業を行ったことはなく、大学内でも授業を受けた人物がまったくいないと噂の人物です。
そんな中、たまたまコロナ化で実家の旅館が経営不振に陥ったという悩む美咲は、加茂教授に出会ってカモになりそうになっていた両親を救ってもらいました。
それ以来、加茂のゼミに入って、経済学を学ぶ美咲。
講義を聞くよりも自分で経験したほうが勉強になるという加茂の考えによって振り回されることは多いものの、面白いことには大金も平気で使う加茂の元では様々な勉強が出来ます。
どんな人物が騙されやすく、どんな悪意を持った人たちが隠れているのか?
シンママとお金をちらつかせて体の関係を持つ男性から、犯罪に手を染める官僚まで、美咲は加茂の元で様々な人たちを見ていくのでした。
カモのネギには毒がある ネタバレ2巻
2巻の注目したい人物
春木 優斗(はるき ゆうと)
陰キャな大学生
先輩に誘われてサークルに入ってから、マルチ商法に巻き込まれ…?
吉野(よしの)
春木が巻き込まれたマルチ集団「NSA」の代表
多くの会員を従えており、メンバーから憧れられる存在
天才的経済学者でありながら変人な一面もあり、今日もまたカモとなりそうな人を見つけてはわざと足を突っ込んでいく加茂。
今度はマルチ組織に入会してしまい、困っている学生に目を付けることにしました。
同じ大学の春木は気弱な性格の男子大学生ですが、仲良くなったサークル仲間たちからの勧誘を断れずにマルチ組織の「NSA」に入会し、毎月の借金に悩まされていました。
どんどんと人脈を広げて金を集めていくサークル仲間たちに劣等感を感じながらも、もがいていた春木が明らかにカモになっていると感じた加茂。
そんな加茂は様々な手腕で「NSA」をあっさりと潰してしまいます。
すると、その後はマルチの代表だった吉野というから究極のマルチを作っているという鈴鹿十郎という人物の話を聞くことになりました。
吉野が話したこと
- 吉野は鈴鹿のマルチ組織のメンバーの1人であり、現在は独立を認められて自分の組織(NSA)を持っていた
→現在も傘下組織であるが、鈴鹿たちのやり方を良くは思っていない - 鈴鹿十郎率いる究極のマルチ組織では、マインドコントロールを行って多くの人たちを束ねている
- 実は吉野の友人であり同じく傘下組織にいた由良は、マインドコントロールによって限界まで働いて亡くなった
→吉野は組織から離れて「NSA」として自分の組織を持っても、絶対にマインドコントロールをする部分だけは真似なかった
吉野から、由良の仇を取るためにも鈴鹿率いるマルチ組織を潰してほしいと頼まれた加茂は…?
カモのネギには毒がある ネタバレ3巻
3巻の注目したい人物
カラシニコフ(本名→吉田 純)
鈴鹿のマルチ組織で多くのメンバーを束ねるリーダーの1人
鈴鹿のやり方に賛成し、アドバイスを受けてリーダー活動もうまくいっている
吉野の情報提供から、鈴鹿率いるマルチ組織通称「風景」に関わることを決めた加茂たち。
そんな加茂の下で潜入調査を行うことにした美咲は早速、鈴鹿の元でマインドコントロールを受けている様子のさやかと知り合いました。
さやかについて
- マルチ組織「風景」の「カラシニコフ」チームのメンバー
- さやかはメンバーと共にシェアハウスで暮らし
- 借金を抱えており風俗堕ち寸前だが、自分の夢のためにも風俗も仕方ないとマインドコントロールされている
吉田は加茂と協力関係を結んだあと、早速カラシニコフに宣戦布告をしに向かいました。
マインドコントロールされた組織は絶対に壊れることはないと自信を持っていたカラシニコフですが…吉田の言葉に少しだけ不安を持ちます。
それから間もなく、カラシニコフの前に加茂が現れて、カラシニコフがマインドコントロールをしていたメンバーたちの前で、あっさりと洗脳を解くような行動を始めました。
結果的には、カラシニコフのチームは崩壊を始めて…?
カモのネギには毒がある ネタバレ4巻
4巻の注目したい人物
鈴鹿 十郎(すずか じゅうろう)
マルチ組織「風景」の実質的トップ
マインドコントロールをしてどんどんと人を操り、メンバーを増やしていた
小丸(こまる)
マルチ組織のメンバーの1人
保険の営業マンの経験がある実力者であり、実の正体は…?
加茂はカラシニコフを上手く操りながら、鈴鹿のマルチ組織にダメージを与えていきました。
鈴鹿 十郎について
- マルチ組織「風景」のトップだが、実際には自分からメンバーたちに指示はしていない
→メンバーたちをまとめ上げるリーダーを自分の思い通りに操り、あくまでも自分は無関係という立場で組織の利益を搾取する立ち位置にいる - 加茂の調べでは両親の仲が悪く、母方の名前を名乗っている
鈴鹿が厄介な部分は、組織に絶対的な影響力がありながらも組織とは完全に切り離された人物として動いていることでした。
ですが、加茂は独自の調査により鈴鹿の家族関係に弱みがあると握りました。
そうして加茂は鈴鹿の母親である小丸と接触し、メンバーたちのマインドコントロールが解けるように小丸と協力して動いて、マルチ組織「風景」を解散にまで進めたのでした。
カモのネギには毒がある ネタバレ5巻
5巻の注目したい人物
柳瀬(やなせ)
お年寄りの暮らしを見守るサポートで、働く主婦
物腰の柔らかそうな女性に思えるが…?
加茂はお年寄りに寄り添っているようなサポートを行いながらも、わざと不人気の高級家電や省エネではない家電品を売っている怪しい事業に目を付けました。
そうして同じようにこの事業で働きながらも、この事業の裏側に気付いていた柳瀬とは協力関係を持ち、潜入調査を始めた加茂たち。
しかし、加茂はお年寄りに寄り添おうとするサポート自体は素晴らしいもので、金儲けしか目がない幹部連中さえ追い出すことが出来れば、多くの人は幸せになると考えていました。
結果的に加茂の考えと柳瀬の努力が合わさって、この事業で無事、金儲けしか考えていない社員だけに被害が及ぶように話を勧めることができるのでした。
カモのネギには毒がある ネタバレ6巻
6巻の注目したい人物
丹藤 英樹(たんどう ひでき)
加茂の大学の後輩で、社会学や経済学を教える
現在はアルゼンチンに勤務する
黒川 耀司(くろかわ ようじ)
加茂や丹藤が危険視するクズのコンサルタント
地方再生に関わってお金を儲けているらしい
今回は日本を飛び出し、アルゼンチンでの実地研究を行う加茂たち。
美咲はそこでアルゼンチンの犯罪率の多さやドラックや銃などのトラブルを目の当たりにし、今後日本も同じ状況になるかもしれないと告げられて、大きなショックを受けました。
そんな中、アルゼンチンにいる加茂の後輩だという丹藤と出会い、地方創生活動に力を入れている丹藤から日本がアルゼンチンと同じようにならない勉強をしようと考えた美咲。
一方で丹藤の元には、自分たちの町の活気を取り戻したいという役場職員がやってきました。
丹波に協力を募った五葉町は若者たちが出て行って高齢者だけとなり、空き家が増え、犯罪者が出入りしたり、産廃廃棄物が置かれるようになったりと…問題だらけでした。
そんな中、五葉町が衰退したのも黒川を中心としたクズな一部の職員が原因だと分かった加茂たち。
このままでは五葉町も周辺地域も黒川によって食い尽くされると分かり、加茂は丹波と共に動き出して…?
『カモのネギには毒がある』最終回・結末は?
『カモのネギには毒がある』の最終回の結末は、加茂がカモられている人を助け、どんどんと社会の問題を解決していくと予想します!
ここからは最終回を予想するにあたって、
- 加茂は何者?
- 加茂の講義に関して
気になった2つのポイントについて順番に紹介していきます。
加茂は何者?
作品のメインキャラクターでもある加茂は、頭のキレが良くて物知りであり、人の心を掴むのが上手い変人です。
更には天才経済学者でもある彼は、自分で運営する会社もどんどんと成功を収めるために莫大な資産を持っています。
そのため、潜入調査を行うときも、相手を一旦信用させるために5億でも6億でもポンと出してしまうんですよね。
ただ、お金は必ず悪人たちが得をすることはないように動かしており、むしろ最終的には自分が得をしたり、頑張っている人に元に入るように手を回しています。
加茂がスカッと物事を解決するのが面白い作品になっており、今後どんなトラブルと対面していくのかも楽しみに思えます!
加茂の講義に関して
大学の講師として席を置いている加茂ですが、大学ではまったくといって授業をしません。
というのも、加茂自身が真面目に話をする講義という形をつまらないと思っており、毎回自分もまきこんだ実地研究を行っているんですよね。
更に加茂に関しては、休講する代わりに「1万円の商品を値下げせずにもっと売る方法は?」や「初期投資を低く稼ぐ方法は?」などと毎回課題を出す部分も見どころです。
絶対に無理だと思える課題も、お話が進む中で答えが見つかるようになっているのが読んでいてスッキリする作品になっていますし、漫画を読んで学べる加茂の授業が面白いです!
『カモのネギには毒がある』読んだ感想
経済学という難しい内容の話を、普段の日常の中にある内容と併せて描いていくれるということもあり、見ていて凄く理解しやすい作品となっていました。
文字数も多い作品となっているので、時間があるときにじっくり読むのがおすすめ!
漫画を読みながらも経済学が学べるおすすめの作品となっています!
『カモのネギには毒がある』作品情報
| 作品名 | カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義 |
|---|---|
| 作者 | 漫画:甲斐谷忍 原案:夏原武 |
| ジャンル | 青年マンガ |
| 雑誌・レーベル | グランドジャンプ / ヤングジャンプコミックスDIGITAL |
『カモのネギには毒がある』は雑誌『グランドジャンプ』で連作中の作品であり、現在未完結の作品となっています。
気になる方はぜひチェックして見てください!
あらすじ
世界的にも称賛される「カモリズム」を生み出し、人気の経済学者でもある加茂。
しかし、当の本人は大学教授でありながら、一切普通の授業を行おうとしない変人でした。
そんな変人教授と知り合った美咲は、加茂が引き起こす様々な事件に巻き込まれていき…?
まとめ
ここまで『カモのネギには毒がある』全巻ネタバレと感想!最終回・結末も考察!について記事にしてきました。
『カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義』は、くすっと笑える内容と共に経済学を学べる作品となっていました。
漫画を読みながらも色々と知識が増えていく作品となっているので、興味がある方はぜひ試し読みから手に取ってみてくださいね!
それでは今回は『カモのネギには毒がある』全巻ネタバレと感想!最終回・結末も考察!と題してお届けしました。



